旅費交通費 (借方:費用)
【科目説明】会社の業務遂行のための出張旅費、電車代、タクシー代、バス代などのひようです。出張費には交通費以外に宿泊代や出張手当なども含まれます。
仮払金(10万円)を支払って出張した社員が、帰社後、次の内容で出張生産した。宿泊手当(16千円×3泊)、出張手当(6千円×4日)、交通費(14千円)
「解説」費用(旅費交通費)と資産(現金)が増加し、資産(仮払金)が減少した。
借方 貸方
 旅費交通費 860,000 1,000,000  仮払金
 現金 14,000
旅費の明細は、出張清算書等に明記して保管します。
営業マンの小口交通費の1週間分(21千円)を現金で支払った。
「解説」費用(旅費交通費)が増加し、資産(現金)が減少した。
借方 貸方
 旅費交通費 21,000 21,000  現金
小口交通費の明細は「小口交通費清算書」等に明記して保管します。
タクシー代(6千円)を現金で払った
「解説」費用(旅費交通費)が増加し、資産(現金)が減少した。
借方 貸方
 旅費交通費 6,000 6,000  現金
領収書を保管する。
【旅費規程について】
旅費については、あらかじめ社内で旅費規程を整備し、実費によらないものは適切な金額を具体的に宿泊手当てや日当手当てなどを規定しておくことをお勧めします。
【小口交通費について】
外出を常とする営業マンなどは、交通費をその都度製清算すっるのではなく、「小口交通費清算書」で明細を記載し、一定額や一定期間をまとめて生産することも可能です。交通費等は領収書が無く、年月日、行き先、利用交通機関等を銘記する必要があることからも、清算者に記載してもらいます。

Last Updated : 2006.8.15