その他棚卸資産 (借方:資産)
【科目説明】販売を主体とする企業では、「製品」「半製品」「仕掛品」「原材料」「貯蔵品」等は、まれにしか発生しない科目で、これらを総称して「その他棚卸資産」にまとめました。以下それぞれの内容を連記します。
  • 原材料:製品の製造を目的として外部から買い入れた物品をいいます。
  • 半完成品:自社の製造過程にあっる物品のうち、販売可能なもの
  • 仕掛品:販売を目的とする製品の製造過程にあって、現に仕掛中の物で販売や貯蔵が出来ないもの
  • 原材料:製品を製造するために消費される物品のうち、外部から購入したもの
  • 貯蔵品:燃料、事務用品、消耗品、梱包材料などのうち、取得の際に費用処理されず、未使用の
             まま貯蔵されているもの
原材料(30万円)を購入し、現金で支払った。
「解説」資産(原材料)が増加し、資産(現金)が減少した
借方 貸方
 原材料 300,000 300,000  現金
梱包用段ボール箱(5万円)を掛けで購入した。なを、未使用のままである。
「解説」資産(貯蔵品)が増加し、負債(未払金)が増加した。
借方 貸方
 貯蔵品 50,000 50,000  未払金
未定
【仕掛品の評価】
期末棚卸における仕掛品の原価は、適正なげんっ計算に基づいて算定することになっていて、具体的算定方法には「個別原価計算法」と「総合原価計算法」があります。
Last Updated : 2006.8.15